秋らしい季節になり、もうすぐ子供達が楽しみにしているハロウィン。
各地でハロウィンイベントが開催されていて、お出かけが楽しくなりますね。
一方で食物アレルギーを持つ方やご家族にとっては、ハロウィンの時期は
「お菓子警戒シーズン!!」
あちこちで配られる無料のお菓子に目を光らせ、食べられないから涙してしまう子供をなだめ、なんとかイベントを乗り切る。そんなご家庭も多いのではないでしょうか。精神的にもとても疲れてしまいますよね。
ハロウィンイベントは参加しない方がいいのかな?と悩む方もいると思いますが、工夫と準備で楽しめる方法があるかもしれません。前向きに考えると、自分を守る力を育む良い機会にもなります。
今回は、卵・乳アレルギーの子供がいる我が家で実践した体験をもとに、食物アレルギーがあっても安心して楽しめるハロウィンアイデアと購入したお菓子をご紹介します。
安全に楽しむハロウィンアイデア
👉気になる事をクリックしてね。
1. お菓子は“予め準備”が安心
お菓子は、原材料をしっかり把握できるものを事前に準備しておきましょう。
ハロウィンイベントでもらったけど食べられない場合に備えて「交換用のお菓子」を用意しておくと、食べられなかったという悲しい気持ちが少し和らぐかな、と思います。
原材料が確認できるパッケージ袋を取っておくと、アレルギーがある方は助かります。
2. お菓子探しの巻~「食べ慣れたお菓子」でも油断は禁物
お菓子が沢山販売されている「おかしのまちおか」で卵、乳などに注意しながら子供と探してみました。いつも食べているお菓子でも、季節限定やハロウィン仕様になると、原材料が変わることがあります。例えば、普段は入っていない乳・卵・ナッツ類などが加わることも。かわいいパッケージになっているととつい買ってしまいますが、原材料のチェックは忘れずに行いましょう。
今回購入した、特定原材料8品目が原材料に含まれていないお菓子はこちら。
配る用のお菓子で、値段も手頃、個数が多い、子供向けのものを選んでみました。
*共通の製造ラインではアレルゲンを含む場合があるので、ご注意ください。

ご注意
※小さなお子様は喉に詰まらせないようご注意ください。
※記事内の情報は2025年10月時点の内容です。
※アレルギーをお持ちの方は、原材料や製造環境の詳細について、必ず公式サイトにて最新情報をご確認ください。また、アレルギー物質に対する感受性には個人差があります。重篤な症状をお持ちの方は、ご自身の体調や状況に応じて慎重にご判断ください
3. お菓子はその場で食べない!家でゆっくり選別を
ハロウィンでは、ついもらったその場でお菓子を食べたくなりますが、まずは家に帰ってから食べる、など各家庭のルールを徹底させましょう。これは、今後自身を守るための大切な練習にもなります。
個包装では原材料の確認が難しいことからまずはネットで検索し確認。原材料が確認できないお菓子は食べないようにし、食べられるお菓子と交換!
4. 「お友達ハロウィン」で楽しもう
~もらう楽しみも大切に
近所の仲良しの子供達と一緒に「お友達ハロウィン」を企画するのもおすすめ。
事前に保護者同士で連絡を取り合って、アレルギーのある子にも配慮した内容にすれば安心です。パッケージの袋を取っておいてもらったり、写真で送ってもらったりすれば、原材料を事前に確認することもできます。少人数で回ることで、お菓子の受け取りや確認も落ち着いて行うことができます。
お菓子を食べることが難しくても、「もらう楽しみ」は大切にしたいので、お気に入りのコスチュームで仮装したり、ハロウィンのお菓子入れに集めていくだけでも、ワクワクする体験になります。
お菓子をもらう瞬間の「ありがとう!」の笑顔も、ハロウィンの醍醐味です。

目印にアレルギー見守りカードも、是非ご利用下さい。
当サイトで無料ダウンロード可能です。(日本語対応)
こちらのリンクからどうぞ↓

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\ちょこっと体験談/
ハロウィンとお菓子はセットのように、お菓子にあふれるこのシーズン。
我が家も小さい頃はご近所でハロウィンイベントがあり、子供達は仮装して10軒ほど回ってお菓子をもらうのが恒例行事でした。どの家も工夫があり、お菓子がみかんだったり、ビニール手袋にお菓子が詰めてあったりして面白い発見もありました。
我が家も、段ボールでキャラクターを作ったり、空のプールにお菓子を入れて釣りにしたりしてみました。1年に1度、ご近所の方とお話するいい機会でもあり、とても楽しい思い出があります。
食物アレルギーの子供がいる親にとっては大変な気持ちが大きいですが、意外と子供自身は仮装や楽しそうな雰囲気を、毎年楽しみにしているのです。
大切なのは、“食べること”より“みんなで楽しむこと”かなと思い、少しでも笑顔が広がるハロウィンにつながることを願っています。
ハッピーハロウィン!







