熊本県産玄米パワーをまるごと！アレルギー対応の玄米麺

2025年6月1日

皆さん、「玄米」と聞いてどんなことを思い浮かべますか？
栄養がある、色が茶色い、白米より少し硬めなど、それぞれのイメージがあると思います。今回は、そんな玄米が驚きの新しい形に生まれ変わった「玄米麺」についてご紹介します。

パスタ、ラーメン、うどんなど、子供は麺類が大好き。でも、小麦や卵などの食物アレルギーがあると、なかなか麺類を楽しむのは難しいもの。フードコートなどで周りが美味しそうに食べている姿を見て、「あれ、食べてみたいな…」と思っているお子様も多いのではないでしょうか。

そんな中、熊本県にある株式会社熊本玄米研究所が運営する「コメノパンヤ玄氣堂」では、熊本産の玄米を使用した玄米パンや玄米パスタ、ラーメン、うどんなどを製造・販売されています。

グルテンフリー、特定原材料8品目不使用、徹底した安全管理
グルテンフリーの玄米商品は、グルテンフリー専用工場で製造されており、特定原材料8品目（卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ）も使用されていません。さらに、安全面にも力を入れており、食品安全マネジメントシステム（FSSC22000）とグルテンフリー（GFCO）認証を取得しています。小麦などは目に見えないほど繊細な食品だからこそ、「見えるかたちでの安全性」は、アレルギーを持つ方にとって何よりの安心材料です。
*FSSC： Food Safety System Certification
*GFCO： Gluten-Free Certification Organization

玄米の恵みを、まるごと味わえる
玄米は、もみ殻だけを取り除いたお米で、胚芽やぬか層に栄養の約80％が含まれています。中でも、腸内環境を整える食物繊維、抗酸化作用のあるビタミンE、エネルギー代謝に関わり、疲労の回復を助けるビタミンB1など、体にうれしい栄養素が豊富です。
玄氣堂では、熊本県産の玄米を100％使用し、栄養価の高いぬか部分までまるごとペースト化。独自開発の製法で、玄米本来の栄養とおいしさをそのまま楽しめるよう工夫されています。
参照：株式会社熊本玄米研究所「玄氣堂のこだわり」
https://genkido-genmai.com/policy/

🍜 食べてみました！実食レポート
原材料は、公式サイト各商品の「商品詳細」にてご確認下さい。

① 玄米ラーメン
（とんこつ風スープ付き）
*ごま、大豆を使用しています。

パッケージには英語表記「GENMAI RAMEN」と、かわいいくまモンのイラスト。1袋に2食分入っています。

麺は細麺の半なまタイプで、茹で時間はたった1分！手早く作れるように準備を整え、せっかくなので前日にチャーシューも仕込みました。
あっという間に完成！！卵、乳アレルギーの子供と一緒に実食。

玄米麺とは思えないほどクセがなく、匂いも気にならない！
ごまの風味とコクのある甘めのスープがよく合っていて、もちもち麺のボリュームも◎。子供はスープまで飲み干して完食。「とんこつラーメンが家で食べられる」ことが当たり前じゃないからこそ、特別で幸せな時間でした。

② 玄米フジッリ
（らせん状ショートパスタ）

フジッリは、らせん状のショートパスタ。半生麺で、こちらもパッケージがおしゃれで可愛い。1袋80g、茹で時間は約4分です。

「和風きのこのペペロンチーノパスタソース」と絡めて調理完了。もう一品は卵不使用のちくわとノンエッグマヨネーズを使ったサラダ。お弁当にもぴったり！

麺はもちもちで食べやすくソースもよく絡みます。これが玄米からできているなんて驚きです。栄養も同時に取れるのが嬉しいですね。サラダは時間をおいて食べてみましたが、冷やしても美味しく頂けました。

③ 玄米うどん

半生タイプで、温かいうどんは約5分、冷やしうどんは約6分で茹で上がります。

今回は暑い季節に合わせて冷やしうどんに。茹でた後、水で洗います。

つるつるとしてコシもあり、食感がとても良い！さっぱりと食べやすく、量もちょうどよくて満足感あり。玄米本来の旨味が味わえました。

玄米の商品に込められた想い

玄米を使用した商品の開発には、特別な想いが込められています。
ずっと昔から、日本の美しい水田で農家の方が丹精込めて作り受け継いできた「お米」。一方で近年、食の欧米化が進み、お米の消費量が減少しつつあります。熊本県産の玄米を小麦製品の代替として活用し、お米の消費拡大を目指すことで、
「日本の農村を元気にしたい」という想いがあるそうです。