乳アレルギーでも大丈夫!バレンタインを楽しむコツ

2月14日はバレンタインデー。
男の子も女の子も、ドキドキ・ワクワクする季節ですね!

一方で、食物アレルギー、特に乳アレルギーのある子にとっては「チョコ、食べられないけど、どうしよう?」「お友達にあげたいけど、作れない」と、心配なイベントでもあります。
そんなバレンタインを、アレルギーがあっても安心して楽しめるように、気をつけたいポイントや対策をまとめました!

🍫チョコをもらうときのポイント🍫

① 原材料をチェック

ほとんどのチョコレートには 乳成分や大豆 が含まれており、乳アレルギーや大豆アレルギーの方は注意が必要になります。
原材料表示の最後に 「(一部に乳成分・大豆を含む)」 などの記載があることが多いので、しっかり確認しましょう。

イメージ画像出典:PhotoAC

👉 例:チョコレートの原材料

  • カカオマス … チョコの主原料でカカオ豆の胚乳部(カカオニブ)をすりつぶしたもの
  • ココアバター … カカオ豆の油脂 (※牛乳から作られたバターではない)
  • 全粉乳要注意。牛乳から水分を除去して乾燥させたもの。
  • 乳化剤 … 水と油のような本来混ざり合わないものを均一にする食品添加物。乳成分ではないが、使われている由来原料は商品ごとに異なり、乳化剤(大豆由来)や乳化剤(卵由来)、乳化剤(乳由来)などの記載がある場合は注意が必要。
  • 砂糖、香料など

② もらったチョコは、その場で食べない

お友達が手作りしたチョコや、かわいいラッピングのチョコをもらうこともありますよね。時にはお手紙が一緒に入っていたり、心を込めて作ったものが沢山。
でも、 その場で食べずに、家で確認するのが安心です。

イメージ画像出典:PhotoAC

保育園、幼稚園では、アレルギーに配慮して園内でおやつ交換は禁止となっているところもあります。私の子供の幼稚園では、バレンタインの日は降園後に親のいる場所であげることはOKとされています。園の方針に従って対策を考えましょう。習い事、小学校など万が一親のいないところでもらったら、一人で食べずに一緒に確認しようね、とお子様に事前に伝えておきましょう。

③ありがとうの気持ちを伝える

頑張ってチョコをくれた優しいお友達の気持ちは受取りたいですよね。
正解はないですが、そんな時はこんな対策をしてみよう!

・ジップロックや袋を持参して、お友達にチョコを入れてもらう

・「ありがとう!ママに見てもらってから食べるね!」と伝える

・微量でも反応してしまう場合は保護者が代わりに受け取る。
「ありがとう、チョコすごくかわいいね!〇〇はアレルギーがあるから、〇〇のママが受け取るね。」など理由を説明する。子供からは「ありがとう」と伝える。

・アレルギーがあるから気持ちだけ受け取るねと伝える。全員に渡している時などは、遠慮しても大丈夫な場合もあり。

・みんなでチョコを食べる場合に備えて、事前に食べられるチョコやお菓子を持参しておく。

微量でも反応してしまう場合は、特に注意が必要ですが、自分の子供はどこまではOKか、どう対応するかのシュミレーションをしておくと安心です。

🎁 チョコをあげるときのポイント 🎁

①オンラインショップを利用する

アレルギー対応チョコを探すなら、 「乳不使用」「アレルゲンフリー」 などのキーワードで検索してみましょう!

ケーキ・スイーツの専門通販サイト
Cake.jp (外部リンク)
ケーキ、クッキー、チョコなど種類も沢山。乳成分は不使用でも、アーモンドやナッツ類が使用されている場合もあるため、原材料をしっかり確認してお気に入りを探してみましょう。

🍫おすすめチョコ

アレルゲン物質28品目不使用のチョコレート
株式会社ニッコーのアレルゲンフリーチョコ
(外部リンク)
乳成分・大豆も含まない、株式会社アレルゲンフリーフーズの専用工場で作られたチョコレート!
コンタミネーションの心配もない、本当にすごいチョコレートなんです!

何とか家族みんなで一緒に食べられるチョコレートは出来ないだろうか。

コンタミネーション(アレルゲンの混入)していないだけでなく、それも、お子様にも食べやすいチョコレートであることが大事な条件でした。

「人のための喜びを求めて」
を心に誓い、研究開発が進められました。

引用:楽天サイト、株式会社ニッコーのオンラインショップ・ショコドーネよりhttps://item.rakuten.co.jp/chocodone/allergenfree_mild

株式会社アレルゲンフリーフーズの工場では、午前中に製造をすることで、従業員の皆様のお弁当も持ち込まないようにしたり、飲み物は緑茶、水以外、持ち込みをしないなど徹底されているそうです。子供も家族もチョコをあきらめずに楽しむことができ、本当に嬉しいですよね。

ネット販売だけでなく、一部のスーパーでも取り扱っており、気軽に買うことができるのも嬉しいポイント♪(私は東京在住ですが、サミットで発見しました。)

②アレルゲンフリーチョコで手作りする

手作り派の方も、アレルギー対応のチョコを使えば 家族みんなで一緒に楽しめるバレンタイン になりますよ。

今回は、子供が大好きなすみっコぐらしのチョコを作りました!
使用したのは、貝印から発売されているシリコーンチョコ型すみっコぐらしとアレルゲンフリーチョコ4枚。小さくカットして湯煎で溶かし、型に入れて冷やすだけ。

初めて作ってみたのですが、厚いと固くなってしまうので、小さい子供には厚さを少し薄めに作った方が食べやすそうです!

好きな材料を入れても◎
残ったチョコはバナナにかけてチョコバナナにしました。

いかがでしたでしょうか。乳アレルギーがあっても、対策と工夫をすることで、バレンタインを一緒に楽しむことができます。みなさんも、是非ご自身に合った方法で楽しいバレンタインを過ごしてくださいね。

\ちょこっと体験談/

乳アレルギーのある子供にとって、チョコレートは未知の味。

「茶色くて、お友達が食べてるあれ、なぁに?」という感じでした。

でもある日、ついに「ぼくも食べたい!」と言われて…。
どうしよう…と焦って、ネットで探してみたら アレルギー対応チョコ を発見!

ちょうど子供が大の苦手な予防接種が迫っており、「よし注射がんばったらチョコ買おう!」と約束し、ご褒美に大きなボックス入りのチョコ(株式会社ニッコーアレルゲンフリー スーパーマイルドチョコレート ボックス入り)を購入!

初めて食べたチョコレート、子供のびっくりした顔、おいし~いと言ってくれたとびっきりの笑顔!忘れられません。親の私が最初から諦めていたけど、諦めずに作ってくれていた人達がいた。本当に嬉しい!!

今でもボックス入りのチョコは、ご褒美チョコになっていて、子供は甘いチョコを嬉しそうに食べています♪

参考文献

“チョコレート・ココアの用語辞典、チョコレート編”日本チョコレート・ココア協会.2025
http://www.chocolate-cocoa.com/(参照2025-2-8)

“食品添加物表示に関するマメ知識(消費者向け)”食品添加物表示に関する情報. 消費者庁ホームページ.2025
https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/food_additive/(参照2025-2-8)

ケーキ・スイーツ・お菓子の通販・お取り寄せ Cake.jp.2025
https://cake.jp/(参照2025-2-8)

日幸製菓株式会社ホームページ.2025
http://www.nikkoh-web.com/(参照2025-2-8)
株式会社ニッコー ショコドーネ(楽天サイト)
https://item.rakuten.co.jp/chocodone/allergenfree_mild(参照2025-2-8)

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