「旅行に行きたいけど、食事どうしよう?」
食物アレルギーのある方にとって、旅先の食事は不安で大きな壁になってしまうことがありますよね。そこで、今回は卵・乳にアレルギーがある子供と3泊4日の北海道旅行へ行ってきた際の、旅行前の準備、実際に食べたものをご紹介します。同じように食物アレルギーのある子供との旅行を考えている方の参考になれば幸いです。
北海道旅行プラン
東京の羽田空港を出発し、北海道へ3泊4日の旅行。季節は8月。
新千歳空港 → 札幌 → エスコンフィールド → 富良野 → 美瑛 → 旭川空港
というルートで巡りました。

アレルギーで食べられない食品
- 卵
- 乳製品
- コンタミネーションは問題なし
*食品などの製造や調理の過程で、意図せずアレルゲンが混入すること
重要:ご確認下さい
※本記事は卵・乳アレルギーの子供の旅行時(2026年8月)の体験談です。
※アレルギー対応状況や原材料、メニューは変更される場合があります。食事を利用する際は、必ず最新の情報を施設・店舗へご確認の上、ご自身で最終的なご判断をお願いします。
※アレルギー物質に対する感受性には個人差があります。重篤な症状をお持ちの方は、ご自身の体調や状況に応じて慎重にご判断ください。
旅行前の準備編
旅行先で「食べられるものがない!」「症状出たらどうしよう」の不安を解消するため、事前にできるだけ調べて行きました。
食物アレルギーのある子供との旅行は事前準備が8割、2割は現地でという気持ちで挑みました。
ホテル選び
- アレルギー対応について相談できるか
- 食事のアレルギー対応指針やアレルゲン表示があるか
- ホテルにスタッフが常駐しているか
- 周辺にスーパーやコンビニがあるか
- 近くに病院があるか
などを確認。特に食事については、ホテルによって対応が違うので、電話でも事前に問い合わせ、不安な点を残さないようにしました。
持ち物準備
- アレルギーの薬
- 保険証・マイナンバーカード
- いつも食べ慣れているお菓子・軽食
- アレルギーカード
実際に食べたもの巡り
羽田空港|飛行機を見ながら出発
出発は夕方便だったため、飛行機の見える場所で軽食を。

おつまみシュリンプ、フライドポテト(HUB羽田空港第2ターミナル店)
お店の公式サイトのアレルゲン表にて確認。羽田空港のレストラン情報は公式サイトより検索でき、ハラール・ベジタリアン対応などは絞り込み可能。ただ、アレルゲン表などは各店舗より別に確認する必要があり。
👉羽田空港旅客ターミナル公式サイト | レストラン検索
https://tokyo-haneda.com/shop_and_dine/search_r.html(外部リンク)
👉HUBメニュー公式サイト(一番下にアレルゲンについて記載あり)
https://www.pub-hub.com/index.php/menu/lists/HUB(外部リンク)
新千歳空港|念願の北海道ラーメン!
「北海道に来たらラーメンを食べたい!」ということで、事前に調べていたお店へ。
新千歳空港国内線ターミナルビル3Fにラーメン店10店舗が集結した「ラーメン道場」というグルメエリア内の、「梅光軒」へ。最高に美味しかった。

味噌ラーメン(旭川ラーメン梅光軒・新千歳空港国内線ターミナルビル3F)
公式サイトで自家製麺は卵は使っておりませんと記載があり、注文の際にも再度確認。ラストオーダーは20時30分。夜到着したため急いで行きました。
👉旭川ラーメン 梅光軒公式サイト
https://baikohken.com(外部リンク)
👉新千歳空港公式サイト|旭川ラーメン梅光軒
https://www.hokkaido-airports.com/ja/new-chitose/spend/shop/144/(外部リンク)
札幌 |朝食バイキング
札幌では「札幌グランドホテル」に宿泊。札幌駅下車 徒歩10分ほどで到着。
午前中はさっぽろ羊ヶ丘展望台、時計台、さっぽろテレビ塔など札幌観光スポットを巡りました。

朝食バイキング(札幌グランドホテル内)
ホテルには事前にアレルギーについて相談し、アレルギーチェックシートを記入して確認。バイキングは各料理の前に特定原材料9品目(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生、カシューナッツ)のピクトグラム表記(絵文字)があり。コンタミネーションの可能性について全て承諾した上で、最終的な判断は自身でする必要があるので注意。
アレルギー症状が発症しないことを保証するものではありません。全てのメニューを共通の調理場、器具を使用して調理しております。
👉札幌グランドホテル公式サイト
https://grand1934.com(外部リンク)
👉株式会社グランビスタ ホテル&リゾート公式サイト|食物アレルギーをお持ちの方へ
https://www.granvista.co.jp/policy/food_allergy(外部リンク)
エスコンフィールド|海鮮丼を楽しむ
午後からは今回の旅行で楽しみにしていた場所のひとつ、エスコンフィールドへ電車で移動。エスコンフィールドのグルメはなんと、食物アレルギー情報がサイトから確認できます!こんなサイトを待っていた、と思えるほど本当に感動しました。いつも野球観戦では食べ物探しが大変だったので、本当に助かりました。綺麗で快適、素敵な球場です。

海老と蟹のツーランホームラン丼・海鮮おいなり(海味はちきょう・エスコンフィールド内)
食物アレルギー情報がサイトから「アレルギー物質から検索」、「店舗名から検索」ができるので、確認しながら選びました。営業していないお店もあったので、何店舗かピックアップしておくと安心です。
👉ES CON FIELDグルメ|北海道日本ハムファイターズ公式サイト|海味はちきょう
https://www.fighters.co.jp/expansion/gourmet/store/store-43.html (外部リンク)
👉ES CON FIELDグルメ|北海道日本ハムファイターズ公式サイト|食物アレルギー情報
https://www.fighters.co.jp/expansion/gourmet/allergy.html
北広島駅|トナリエ北広島
この日は「エスコンフィールドHOKKAIDOホテル北広島駅前」に宿泊。このホテルを選んだ理由のひとつは、「トナリエ北広島」という商業施設の上にあり、キッチン付きの部屋があったこと。1階にコンビニ、2階にきたひろ横丁というレストランが集まった飲食店街、近くにスーパーもありました。食べられるお店があるか事前に分からなかったので、自分たちで用意できる環境があるのは安心でした。

夜ご飯:海鮮丼(トナリエ北広島内)
朝ご飯:コンビニで調達
レストランで店員さんに確認してもらい、卵抜きで対応していただきました。フードコートのように、好きなお店を選んで食べられる共用席があったので、兄弟はそれぞれ好きな料理を選べました。朝ご飯はコンビニで買い、部屋のキッチンでコーヒーを入れて一息。
👉エスコンフィールドHOKKAIDOホテル 北広島駅前公式サイト
https://staytuned.asia/ja/brands/esconfield-hokkaido-hotel/hotels/efh(外部リンク)
👉トナリエ北広島公式サイト|フロアガイド2F
https://tonarie-kitahiroshima.jp/floorguide-2f/#floor_2f(外部リンク)
富良野|ファーム富田
次の日は新札幌駅まで電車で移動し、レンタカーを借りて富良野の「ファーム富田」へ。
北海道中富良野町にあるファーム富田は、富良野といえば思い浮かぶ人も多い人気の観光スポット。広大な花畑が広がり、ラベンダーなど季節の花を楽しむことができます
子供と一緒に「紫色探し」もしました。食べられるものを確認しつつ、北海道らしい景色もしっかり楽しめました。

おにぎり・フライドポテト(カフェルネ・ファーム富田内)
カットメロン
お店の方にアレルゲン表を見せてもらい、確認して注文しました。冬季はクローズしてしまうお店もあるので、事前にご確認ください。
👉ファーム富田公式サイト|メニュー・カフェマップ
https://www.farm-tomita.co.jp/cafe(外部リンク)
新富良野プリンスホテル|ブッフェを楽しむ
この日の宿泊は富良野の自然に囲まれたリゾートホテル、「新富良野プリンスホテル」
夕食・朝食ブッフェ込みのプランで、食を楽しむために選びました。
アレルギーのある子供だけでなく、アレルギーのない兄弟・家族も思いっきり好きなものを食べてほしいと思ったためです。
森の中のショッピングエリア「ニングルテラス」、ドラマ「優しい時間」の舞台になった「珈琲 森の時計」、「富良野・ドラマ館」などを歩き、ゆったりとした雰囲気の中で過ごすことができました。次の日はロープ―ウェイに乗って山頂へ。期間限定スポット「ふらのの森“ASOBOU”」で沢山体を動かして遊びリフレッシュ。
ディナーブッフェ(ホテル内)お寿司・ローストビーフ・ジェラート・果物など。
朝食ブッフェ(ホテル内)和食を中心に食べられるものを選びました。

電話にて事前にアレルギーの事を相談。ブッフェには特定原材料8品目(えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生)のピクトグラム表記(絵文字)があり。コンタミネーションの可能性について全て承諾した上で、最終的な判断は自身でする必要があるので注意。
すべての飲食物を同一環境で取り扱うため、使用原材料以外のアレルゲンの微量混入を完全に防止することはできません。

👉新富良野プリンスホテル公式サイト
https://www.princehotels.co.jp/shinfurano(外部リンク)
👉レストラン・バー|新富良野プリンスホテル公式サイト
「食物アレルギーをお持ちのお客さまへ」は下のほうから確認できます。
https://www.princehotels.co.jp/shinfurano/restaurant(外部リンク)
美瑛|展望花畑 四季彩の丘
富良野から美瑛へドライブして「展望花畑 四季彩の丘」へ。
四季彩の丘は、美瑛の丘に広がる広大な花畑が魅力の観光スポット。色とりどりの花が咲き、北海道らしい雄大な景色を楽しめます。カートに乗って園内を回り、花の絨毯のようで圧倒的な美しさに感動しました。(冬はスノーランドになるそうです。)園内では、食べられるものは見つけられず、向かいにあるうどん屋さんで食事をしました。

かけうどん(うどん処 麦彩の丘)
うどんは食べられるため、特になし。気になる方は現地でご確認下さい。
小麦アレルギーの方はご注意ください。
👉展望花畑 四季彩の丘
https://www.shikisainooka.jp(外部リンク)
旭川空港|北海道旅行最後の食事
美瑛から、観光スポットをドライブして「旭川空港」へ。景色が美しすぎて、来てよかったと心から癒されました。途中北海道のコンビニ「セイコーマート」に寄り、ご当地お菓子やオリジナルグッズなどがあり、とても楽しかったです。
そして北海道旅行も、いよいよ最後の食事。国内線そらいちエリアでそれぞれ好きな食事を食べました。ちなみに旭川空港には、今回新千歳空港で食べた梅光軒もありました。

サーモン丼(海鮮丼と幌加内黒蕎麦 祐一郎商店 旭川空港店・国内線ターミナルビル2F)
うに・カニ丼もありました。
*小鉢に卵焼きがあるため、子供はサーモン丼のみ。
アレルゲン聞き忘れ。サーモン丼のみ食べました。
小鉢に卵焼き、きんぴらごぼう、ほたて、お味噌汁などがつき、確認が出来なかったため、家族が代わりに食べました。現地にてご確認ください。
メニューに蕎麦もあるため、そばアレルギーの方はご注意ください。
👉旭川空港公式サイト|ショップ&レストラン|
https://www.hokkaido-airports.com/ja/asahikawa/spend(外部リンク)
👉旭川空港公式サイト|ショップ&レストラン|海鮮丼と幌加内黒蕎麦 祐一郎商店 旭川空港店
https://www.hokkaido-airports.com/ja/asahikawa/spend/shop/akj-yuichiro-shoten(外部リンク)
よかったこと・失敗談
今回の旅行は、ホテルの食事を楽しむことをメインにして、他の食事は海鮮丼などを多めに選びました。アレルギーのある子供も、ない家族も好きな食事をそれぞれ楽しめました。一方、最終日は雨になってしまったため予定が変わり、子供が疲れて車で寝てしまったり、食事もアレルゲンを聞き忘れたりなどもありました。
まとめ:アレルギーがあっても、北海道旅行は楽しめた
食物アレルギーがある子供との旅行では、どうしても食事の心配がつきもの。
それでも、「アレルギーがあるから旅行できない」と決めつけなくてもいいんだな、と今回の旅行で感じました。
そして何より、子供が一番喜んでいたのが北海道で食べたラーメンとブッフェ。「おいしかったね!」と話せる食事が増えたことも、今回の北海道旅行の大切な思い出になりました。食事は旅行の楽しみのひとつ。アレルギーがあっても、できる範囲で準備をしながら、これからもいろいろな場所へ出かけてみたいと思います。今回の体験談が少しでも参考になればうれしいです。



